クリヤー層のひび割れを直してみた

2012年07月18日00:39  クルマの話 写真あり

先日オクで入手した、アルミホイール用のセンターキャップ。
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相応のヤレ具合で、表面のクリヤー層がひび割れてしまっています。

磨いてイケるかと思いきや、これがなんか微妙にソフトな素材でして、垢すりのように、いつまでも削れてしまうし、表面がなんかペタペタとしています。
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ウレタンクリヤーみたいな樹脂塗料で固めてしまおうかとも思いましたが、今回は嫁さんが愛用しているアイテムをちょいと拝借してみました。

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「UVクラフトレジン液」というこのシロモノ。
最近流行りつつある手芸用品でして、クリヤー層の中にいろいろなモノを封じ込めたアクセサリーを作る為の材料です。

コレの特筆すべき点は、紫外線で硬化する所。
つまり日光に当てると固まるんですな。
乾燥に溶剤の蒸発などを伴わないので、厚塗りしてもヒケる事がありません。

硬さもなかなかのモノなので、試してみる価値はありそうです。


そのままではあまりにボコボコなので、ひび割れが目立たないくらいまでペーパーがけします。

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こんな感じ。

これにレジン液をペタペタと塗りたくります。
粘度はハチミツくらいですかね。
室内では全く硬化しないので、しばらく放置すれば表面が平滑になります。

ここで登場、嫁さんの秘密兵器。
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紫外線マシーンであります。
これがあれば太陽を待つ事なく、雨でも夜でも工作が出来るってなモンです。

さて、待つこと数分。こんな感じで仕上がりました。
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いやー、こんなに綺麗に出来るとは思わなかったな。ちなみに二度塗りしています。

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取り付けてみました。
ちなみにこれ、ニッサンのホイールだったりします。(^_^;)

耐候性は経過観察が必要ですが、透明レジン、いろいろ応用できそうなアイテムであります。
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