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Keeju

Author:Keeju
故.ルイス・ジョンソンを神と崇める中年ベース親父。ライフワークとしてルイス風チョッパーのフォロワーを目指す。

製作スピードは人一倍遅いが、ときどき模型寄り。

実はすでに五十路ナリ。


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KICKIN’
kickin


前作『アウトオブコントロール』から実に4年ものブランクを経て、88年に突如リリースされたブラジョン8枚目のアルバム『キッキン』。2007年7月現在、これがブラジョンとしての最後のアルバムであります。

解散や自然消滅がささやかれる中、実際、新作なんてもう出ないんだろうと、半ばあきらめていた時期のリリース。前作までの流れをリアルタイムで見て来たファンとしては期待半分で買ったレコードですが、予想通りと言うか、不完全燃焼な作品でした。(あくまでワタシの場合はルイスのはじけ具合が基準になってます。)

前作の流れそのままに、更に力が抜けたというか、力が入ってないというか、悪く言えば手抜きなアルバムだと思います。
基本的には前作同様、打ち込み多用の構成。それでも一曲目の「キックイットイントウザカーブ」は、シンセベースではなく、久々に聞くルイスサウンドで「おっ!?」と思ったのですが、ソロというか長めのフィルが、前作『アウトオブコントロール』の「セイブミー」でのフィルと同じでした。まぁ、こういうのもアリかな。定番手クセフレーズってのも。でも、もうちょっとやっておくれよ~って感じです。
その他の曲はベースの音も薄っぺらであまり耳に残りません。

当時、特にブラックミュージックシーンでは「ラップミュージック」が流行りだしていて、大当たりしていました。そもそも4年ものブランクの理由が、兄ジョージがラップ嫌いで、売れる為にやりたくも無いラップをやるくらいならアルバムは作らん!と言う事だったようです。その姿勢と言うのはすばらしい(ラップが良い悪いじゃなくて)と思うんですが、ブラジョンの曲でも「ブラム!」「ストンプ!」「ゲットザファンク」などなど、ラップのはしりのようなフレーズって結構あるように思うのですがどうでしょう。
ルイス自身はソロプロジェクトで思いっきりラップをやってますんで、ここは兄者におとなしく従ったといったところでしょうか。

全体の印象は、ズバリ、ジョージのソロアルバム。彼のボーカルはたっぷり堪能できます。ジョージジョンソンのボーカルアルバムにルイスがゲスト参加・・・と言った感じです。実際、ルイスが曲作りに参加したのは2曲だけ。しかもほとんどがジョージが細君に宛てたラブソングばかり。歌詞の日本語訳を読んでいると、こっちが恥ずかしくなってきます。
ジョージが昼飯を食いに行ってる隙にルイスがこっそり作った曲、「PO.BOX.2000」。コレは前作の「トーキョー」よりちょっとアップテンポなインスト曲ですが、もうちょっとドライブ感を出して欲しかったかな・・・ちょっとスキマが多すぎる。しかもジョージはこの曲ではギターを弾かず、デビット・T・ウォーカーにギターソロをまかせる始末。
ポリーニョ・ダ・コスタのパーカッションをフューチャーしながらドラムが打ち込みだったり・・・、もうちょっと気合入れてやろうよ。
まがりなりにも『ブラザーズジョンソン』のアルバムなんですから、もっと二人のぶつかり合いがないと。ここまで兄貴が主導権握っちゃうと全然つまらない。

ルイスジョンソンは、決してただのチョッパー馬鹿じゃなく、オールマイティなベースプレイヤーなのは言うまでもありませんが、ワタシはルイスのシンセベースなんか聴きたくない。ブラジョンサウンドの変化を進化として受け止めるのがファンとして正しいのかもしれませんが、やっぱワタシにとっては、チョッパーやってナンボのヒトですから、ガンガン行ってもらいたいってのが本音です。
新ネタなんかじゃなくて定番手クセフレーズでいいからさ。スタンリークラークなんてずっと同じ事やってるのにカッコイイじゃん。

「これがルイスジョンソンだぜっ!」て開き直るくらいにバキバキやってくれないかな・・・。もう一度・・・。

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ルイス寄りなアルバムレビュー | 00:39:10 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
知りませんでしたよ
このアルバムは知らなかったなあ。
おいらの記憶に残っているのは、やっぱり「ブラム」かな。

あっしも打ち込みが悪いとは思いませんが、
やっぱりアンプを鳴らして何ぼでしょって気がするんですよ。
かといって、一時期のThe ALFEEのように、
マーシャルで武道館に壁を作らなくっても良いと思いますが・・・
(あれじゃ、前で聞いてる人は耳鳴りしちゃいまっせ)

久しぶりにルイスの「ンペッ、ンペッ」ってベースを聞いてみたくなりました。
2007-07-10 火 12:47:06 | URL | ひな親父 [編集]
ワタシも・・・
「BLAM!」が一番好きです。富士山で言えば九合目くらいの、上り調子で勢いのあるアルバムでした。

余談ですがこの『KICKIN』。CDとレコードが併売されている頃の作品で、ブラジョンとしては初のCDリリースでした。・・・が、ワタシは頑固にレコードを選択。今思えばCDにしとけばよかった・・・。
2007-07-11 水 23:32:31 | URL | Keeju [編集]
80年代…
ポップミュージックにとって、とっても難しい時代でしたね。
ロイク(Soul)界においては、エレクトリック・ファンクが、芽生え~開花、
ロック界では、ニュー・ロマンティックスの猛威が吹き荒れていましたね。
楽器演奏の視点から見ると、“堕落していた音楽界”なんて良く言われたりもしますよね。
でも、世界が、そのようなサウンドを欲していたのは事実なんでしょうね。
(しかしあの時期、BANDは、やり辛かった~!最新の物はBANDミュージックは少なかったし、MTVでは“デュラン、シンディー、カジャ、メンアット、カルチャーク、etcが全盛)
人間が人間らしく手弾きしているサウンドを探すのが苦労な時期でした。
そんな“BAND馬鹿”な拙者がバイブルとして今でも聴き惚れている音源を紹介!
ダニーハザウェイ/LIVE
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=276622&GOODS_SORT_CD=101
人間くさい演奏と身震いするようなボーカル!古い音源なので音は良い訳ではありませんが、しびれます。
2007-07-18 水 08:26:55 | URL | omitsudesu [編集]
良くも悪くも・・・
80年代から90年前半。
楽器では特にシンセの台頭による部分が大きかったですね。もう猫も杓子もシンセサウンド。シンセを使わないアルバムは売れないぜってな勢いでした。
あのヘビメタの大御所、ジューダスプリーストまで「ターボ」と言うアルバムでシンセサウンドを導入した時には、さすがに今後の音楽界に一抹の不安を禁じ得ませんでしたが。
でも、過ぎてしまえば「楽器を演奏する」と言う行為はすたれる事無く、シンセも進化して「色気」を表現できるようになりました。あの時期の後、音楽のジャンルって急に増えたと思います。

いろいろと淘汰されるべくして、あの80年代ってのがあったのかな?・・・と思ったりもします。(うまく表現できないけど)
2007-07-20 金 23:26:17 | URL | Keeju [編集]
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