■プロフィール

Keeju

Author:Keeju
故.ルイス・ジョンソンを神と崇める中年ベース親父。ライフワークとしてルイス風チョッパーのフォロワーを目指す。

製作スピードは人一倍遅いが、ときどき模型寄り。

実はすでに五十路ナリ。


※本文と関係のないコメントや不審なリンク付きのコメントは、悪しからず削除させて頂く事があります。

■FC2カウンター

■最近の記事
■カテゴリー
■最近のコメント
■リンク
■メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

■最近のトラックバック
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■月別アーカイブ

■RSSフィード
オプティマスプライム リベンジ ②

さてと、素材は決まりました。
ここからは主に前回と違う改造ポイントをずらずらと並べてみる事にします。

◎フレーム

とりあえず全体のバランス確認のためにキットを仮組みしてみました。





↑実車とはちーとばかし違いますね~。

フレームは意外と長尺なので、延長作業はE/Gフードのロングノーズ化の分だけでOK。延長箇所はフロントリーフスプリング後端とキャビンのマウント間。



実車もたぶんココが長いんじゃないのかな?だって、ここで延長すればキャビンの取り付け位置はもちろん、燃料タンクやEXパイプのステーなどの補機類の取り付け位置もそのままイケるハズ…だったんですが、実際はそう甘くはありませんでした (後述)。f^_^;)


◎E/Gフード

続いてE/Gフード。
実車の場合、〈378〉はFRPの一体整形(フェンダーまで)、〈379〉はリベットによるアルミパネルの組み合わせという構造の違いがあります。
また、ラジエターグリルも、〈378〉は〈379〉よりも丸みが強く、E/Gフードに合わせて上面がスラントした形になっています。



↑前作との比較。


これらは元パーツをベースに加工するよりも新たに作ったほうが早いと考えて、自作することにしました。

まずはラジエーターグリルを製作。一部、元パーツから移植した部分があります。





E/Gフードは、まずサイドのパネルを作り、上側はバルサで型取り後にヒートプレスで製作。
この方法だと一回り大きくなりますが、構造上センターで分割できるので、調整はやり易いです。







↑サクッと製作してるフリをしてますが、当然何回か失敗しています( ̄◇ ̄;)。


E/Gフードが決まったので、スリーパーを仮延長、キャビンの取り付け位置をフレーム上端まで下げて、全体のバランスを確認。



ロー&ロングなオプティマスのフォルムに近くなりました。
こうして見ると〈378〉と〈379EXHD〉の違いがよく解りますな。


◎ リベットの表現

さて、ここで悩んだのがリベットの表現をどうするか。
無数に打たれた無骨なリベットは良くも悪くもアメリカントラックのアイデンティティですから、これはなんとしても再現しておかねばなりませぬ。

で、ネット検索しまくった所、リベット表現って実にいろいろな手法があるんですね。特にミリタリーや鉄道模型の世界では、みなさん試行錯誤しながらそれぞれのテクニックを確立されています。

穴を開けてプラ棒を埋め込んだり、切り出したプラ棒を貼り付けたり、見た目もさまざまなんですが、なにしろスリーパーの側面も考えると膨大な数をこなさなければなりません。
なので、出来るだけお手軽かつ効果的な方法を模索していました。

一つ試してみたのが、ナナコという彫金工具。



先端が半球状に窪んだポンチで、コレでグリグリやると半球状のモールドが出来るというもの。
やってみると確かに半球状のモールドは出来るものの、どちらにしても元のプラ板より盛り上がるわけではないのでコレはNG。

このナナコで半球を打ち抜いてしまい、それを一つづつ貼り付けるというツワモノもおられるようですが、数を考えると流石にちょっとキツイ( ̄◇ ̄;)。

で、ワタシなりに考えたのが以下の方法。
先をちょっと削って鈍くした千枚通しで、0.5mmのプラ板をチョンと突きます。
で裏返すとこんな感じ。



おぉ、どうよ?なかなかイイじゃん?しかも楽チンだし。

そこでE/Gフード側面のパネルは二枚重ねとし、外側にリベット表現を施した0.5mmプラ板を貼り付けるようにしました。



キャビンのリベットモールドと比較しても違和感ありません。( ̄+ー ̄)

ただこの方法、既存パーツへのリベット追加には使えません。しかも平らな面しか使えません。でも、今回のような改造の場合にはかなり有効でした。


◎スリーパーBOX

キットのスリーパーはシングルサイズなんで、ダブルバンクに改造(延長)します。

パーツは6面を貼り合わせる構成なんで、サイドとルーフパネルを延長。ここでもリベット表現をする為にプラ板二枚重ねとしています。



今回のリサーチで新たに解ったのが、このタイプのスリーパーはサイドのパネルが一枚モノで、四角にぐるっと一周巻いた作りになってるという事。
なので、接合部となる右リヤコーナーのみ縦にリベットラインを追加して、他のコーナーはパテ埋め処理をしています。




その際、ちょっと追加リベットが削れてしまったので、一部0.5mmプラ棒✖️線香の火でリベット表現しています。


◎ ホイール周り



楕円ホールのアルミホイールはかなり良い感じなのですが、リヤを見るとハブの部分がちょっと外に出過ぎ。



なので切り取りました。
ハブカバーは鉛筆の補助具のアタマを利用。リング状のナットカバーは自作。





キャップ付きのナットは2mmのアルミ丸棒を削ってそれらしく。



当初はこのハブ部分のディテールアップだけの予定でしたが、ちょっとパーツに問題が発覚。リムの内側にかなりのキズが入ってました。



キズの上からメッキされてるので金型の問題か?( ̄◇ ̄;)

当初からリム内側のフラットな形状がチューブタイヤ用のホイールっぽいのも気になっていたので、今回は以下の方法で対処しました。

やり方は、内側に輪っかを一枚プラス。





リムの中ほどが盛り上がった、チューブレスタイヤ用のホイールっぽくなりました。キズも隠れて一石二鳥です。『災い転じて福となす』ってヤツですね。
でも、トラックのホイールを見慣れた人じゃないとピンとこないかな?

ちなみにダブルタイヤ内側のホイールは、パーツが分割されているのでこちらの方が立体感のある造形。



わかってるなら表側もこうすればいいのに
(`・ω・´)。

フロント側は目立つのでナットはちゃんと六角に。1.5mmの六角レンチで原型を作って複製しました。



半球のハブカバーは100均にあったオシャレな画鋲を磨いて使用。





前回は無改造で抑揚に欠けたタイヤ周りでしたが、今回はより実車に近い形で再現できたんじゃないですかね。


◎リヤフェンダー&テールランプ

今回は内側の側面にあるリップや、テールランプの収め方などのディテールを再検討。





リヤフェンダーの製作方法は前作と変わりありませんが、前作でカドの裏打ちに使用したプラリペアが、実は経年劣化でかなりヒケる(縮む)事が発覚したので、今回はエポキシパテで裏打ちしています。(コレがヒケないという保証もないですが)

あと前作では誤魔化していましたが、今回は取り付け方法もわかっちゃったので、ステーもちゃんと作り込みました。





前作のテールランプはもうやっつけ感丸出しで、アップで見られたもんじゃないですね。



改めて見るとヒドイなこりゃ。(~_~;)

今作ではテールランプの収め方も見直し。
極小のなんかわからんデコパーツを探してきて、実車と同じく39個の球体を並べました。





ホントはシルバーよりもクリアか白が良かったかなーとも思いますが、まぁ前作よりはいいでしょ。


◎ ステップBOX

キットのステップBOXは左右共通部品。
前回も左右同じモノを作りましたが、実は左右で若干カタチが違っています。
↓実車



なので今回はちゃんと作り分け。





ちなみに運転席側はバッテリーBOX、助手席側は道具箱となっています。

BOX上部のエアタンクもちょっと短いので、新たに作り直しました。恒例の百均素材です。





一つ予想外だったのはフレームへの取り付け位置。



キットではなぜかちょっと後方にオフセットされてるんですな。なので当初の目論見は外れ、取り付けステーの位置はそのままではイケませんでした。

ちなみにですが。
ステップBOXの上面に付いている滑り止めのプレート。このイタレリのキットでは一般的なシマ板と違うパターンがモールドされています。



実はこのパターン、オプティマスに使われてるモノに形状が近いんですね。



コレもこのキットが高ポイントな部分です。

リヤの道具箱の上面にも同様のプレートが付いていますので、一部複製して使用しました。

◎ 道具箱

前回はフレーム直付けでしたが、今回はステーを製作。



こんな資料を拾っちゃったので…(^_^;)


と言っても、実際どのようにマウントされてるのか本当のところは不明です。まぁ、気持ちの問題です。

◎ スモークスタック

ここは前回同様にアルミパンチングパネルと、バラしたアンテナペンで製作。



キットにはフレーム下部からEXパイプを支えるステーのパーツがあるんですが、これもキャブを下げた関係で、ステーの位置も下げる必要がありました。


◎ フィフスホイール

カプラーとも言います。
キットはイタリア製の為か、欧州のトラクターによく見られるような形状のカプラーがセットされていますので、手持ちジャンクパーツから形状の違うカプラーを掘り出しました。



今回はエアスライド用のスパイラルエアホースやリリースハンドルも再現してます。






◎ ディスプレイベース

って程のものでもありませんが、作業効率などを考えてベースを作りました。




表面はお手軽にサンドペーパーを切り貼りして、飛行機の格納庫のフロアをイメージしました。安上がりですが、施主様には気に入っていただけたようです。

さて、ちょっと長くなったので続きはその三で。( ´ ▽ ` )ノ





スポンサーサイト


オプティマスプライムリベンジ | 15:00:46 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
どんだけ~
2mmの丸棒を削るとか1.5mmの六角レンチを複製するとか、39個の球体を並べるとか・・・・
モデラーさんの手先の器用さって変態(←褒め言葉)ですねw
近くのものがぼやけて見える自分には到底無理ッス。
リヤフェンダーや道具箱のステーまで再現していただいたのには感謝感激です!
カマロたちと一緒にコレクションラックに入れて飾ろうかと思いましたが、台座がカッコいいので
当分このまま司令官単体で飾っておきます♪
でも単体だと調湿剤が入れられない(入れると目立ちすぎる)ので湿度管理が・・・・ブツブツ
2015-08-21 金 11:14:41 | URL | ハチべえ [編集]
まだまだ
ハチべえさん、毎度です。

年齢的にはもう老眼が来ていてもいい歳なんですが、おかげさまでまだこのくらいの作業はできるんですよ。軽い近視はありますけどね。

俳優の石坂◯二氏は、自ら『ろうがんず』という模型クラブを主宰されて、ホビーショーなどにも精力的に参加されてますよね。
ワタシなんかまだまだヒヨッコですわい。
(^ω^)
2015-08-21 金 12:28:31 | URL | keeju [編集]
もったいな〜い!
こんな一気に大ネタを大放出したらもったいないですよ〜!(笑)

実は、深夜の東名藤枝PAでいち早く更新を察知いたしておりましたが、あまりにトピックが多かったので、おウチでゴロン出来るまで感想文を我慢しておりました。

では早速…

ロングノーズ化ってのは一般的にローキャブにするための手段なんですか?
アメトラのセオリーなど全く知りませんが、たまたまエソジソのスペースを気にする工程に入りましたのでふと思いました。

ヒートプレスの熱源はナニをお使いでしょうか?
わたくしの場合バキュームフォーム用に古めかしい電熱器をダイジ大事に使用しておりますが、割り箸と輪ゴムだけでこんなチョロく出来るなら、はぎ☆てつ先生にもフロントガラスの整形方法としてオススメしたいです!

リベットはこの場合は打ち出しが無難でしょうネ(ニンマリ)

オシャレ画鋲が今回一番吹きました〜w
決してお手軽流用ではなかったコトでしょう。

リアフェンダーの裏打ちはエポキシパテが露出するまでRにしてないんですよね?
エポパテもヒケが皆無とはいえませんが、あくまで補強で施工から時間がたっているのであれば大丈夫そうな気がします。(勘)

ステップは縞板っていうよりかはエキスパンドメタルに見えますね。
私も今作では縞板を多用するハメになると思いますが、幸いにもミツワモデルのふそうハイキャブの縞板パーツが余っているのでソレを切り刻んでケチる予定です。

以上。
ホントはもっとイッパイ感想がありましたが、がんばって端折ってみました〜♪

長文失礼いたしました〜。
2015-08-22 土 22:09:14 | URL | たかぼう [編集]
緊張しますな〜
たかぼうさん、こんにちは〜。
プロのかたの感想にドキドキしておりまーす。

自分でももったいないなーとは思いますが、なにしろもう出来ちゃってるもんですから、あまり回数引っ張るのもアレだもんで。(^_^;)

いやしかし、リベット表現、打ち出しという手法がすでにあったんですね(汗)。
工作ではたかぼうさんにはじぇんじぇんかないませんから、邪道でしたらご勘弁下さいね。


まずヒートプレスですが、ウチに電熱器ないもんで台所のコンロでやりました。非常に熱かったッス。チョロくなかったッス。だから何回も失敗したッス。
でもアレですね、『ヤスればなんとかなる』ってね。(^^)

オシャレ画鋲もヤスってなんとかしたんですが、お察しの通り結構大変な作業でした。


で、ロングノーズの話ですがその前に。

前記事の後半に出てきたイタレリのパッケージの《119》という数字。これはバンパーからキャブの後ろまでの寸法を表していましてBBC(バンパー to バック of キャブ)と呼ばれています。

ですからイタレリの《378》はBBCが119インチという意味。《379》でも標準はBBC 119、EXHDでBBC 127となります。

標準に対して長いE/Gフードは先代の359でも用意がありましたが、当初の目的はデトロイトディーゼルのV12などのデカイE/Gを載せる為のものでした。
でも一般的なL6エンジンでもロングノーズ仕様のクルマはありますんで、単にカッコイイからという理由でオプション選択される例も多いかと思われます。

記事ではロー&ロングと表現しましたが、これは元キットの378と比べての印象でして。
ちなみに《378》にはBBC119の仕様しかありませんです。



2015-08-23 日 15:54:52 | URL | keeju [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad