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Keeju

Author:Keeju
故.ルイス・ジョンソンを神と崇める中年ベース親父。ライフワークとしてルイス風チョッパーのフォロワーを目指す。

製作スピードは人一倍遅いが、ときどき模型寄り。

実はすでに五十路ナリ。


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MTBのフロントハブを直す。
結構時間がかかった自転車修理の顛末記です。

◎今回の患者・・・ 嫁さん用のMTB。
            嫁さん号

◎使用状況・・・ 十年以上前に購入するも、乗ったのはトータルで数十回。たまに引っ張り出す。
◎症状 ・・・去年の秋頃、フロントハブ(クイックリリース付き)からなにやらバキバキと嫌な音が。
◎音の原因・・・ ハブを開けてみたところ、玉押しの先端部分がガリガリと荒れていました。
          garigari
          でもここってボールが当たる所じゃないような…。
◎主原因 ・・・結構悩まされたのですが、試しに自分のMTB(クイックリリース付き)と、その辺にあったママチャリのハブを開けて比較してみた所、謎が解けました。

自分のハブのワンの内径に対して、嫁さん号のは内径が小さい(ママチャリと一緒)。しかし、玉押しは同サイズ。だからもう少し玉押しが奥へ入るべき所が入れず、本来ボールが当たるべき位置ではなく玉押しの先端でボールを押してる状態だったみたい。
wan1 wan2 tamaosi
先端部分は薄いので、おそらく耐えられず欠けてしまったんだな。
ちなみにママチャリの玉押しは一回り小さく、嫁さん号のワンにもちょうど良い。

◎推定原因・・・ なんでこんなパーツが付いていたかというと、もともと通常のハブだった嫁さん号、購入の際にショップにフロントだけクイックリリースにして欲しいと依頼したんですね(車載とかを考えて)。
多分このショップ、どこからか中古のシャフト&玉押し(欠けた玉押しの正規の位置にボールの当たっていた跡がある)を外してきて、ワンとの組み合わせを確認しないまま組んでしまったようです。
まぁ、もう時効だね。今更文句言ってもしょうがない。きっとあまりお金がかからないようにやってくれたんでしょう。

◎対策・・・ さて、じゃあどうしよう?
と、言う事で悩む事数日。なんとかクイックリリースを生かす方向で考えました。
一番正当なのはワンを大きくする事だけど、それにはハブごと替えなきゃならない。あまりお金も手間もかけたくないんで、ここはひとつボールのサイズを小さくしてみる事にしました。(う~ん、すごい邪道?)
あまり深く考えません。自分のと嫁さん号のカップの内径差がⅠミリなので、単純に半分の0.5ミリづつ左右のボールを小さくすればいいんじゃないかと。するとだいたい4.2ミリくらいのボールにすればいいはずなんだけど、近いサイズで入手できたのは四ミリ径でした。
4mm habu

試しに組んでみると、概ねOK。ボール径が小さくなったので、入る数も9個から11個に増えました。
ちょっと奥へ引っ込んだ感じですがスムースに回ります。ただ、フォークにセットするにはスペーサーが必要でした。
torituke


これを自分のチャリに取り付けてみて、しばらく様子を見ることにします。

(先日の堤防サイクリングは自分のチャリの前輪を移植して行きました。)
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普通の日記 | 23:33:51 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
さすがですね
チャリ1台でここまでちゃんと不具合を突き止めるとは・・・v-10
あっしなら、まず他の元気なチャリを分解することすら思いつきませんねv-8

にしても、ベアリングのボール摺動面を「ワン」というのは初めて知りました。v-10
ウチの業界では「外輪・内輪」或いは「アウター・インナー」で通っていますからね。

今回ボール径を小さくしたのでワンに対する接触角や面積が多少変化することになると思います。
玉押し側は、より肉厚の暑い側で加重を受ける様になるので大丈夫だと思いますが、ワン側も加重点が基本設計位置より外側(外周側?)に動くので、しばらく様子見が必要だと思います。v-28

いよいよチャリの出番が多くなる季節ですね。
ウチも何時でも乗れるようにメンテせにゃいかんなv-12
2008-06-22 日 18:40:12 | URL | ひな親父 [編集]
邪道ですねぇ
たぶんプロの方には笑われてしまいそうですね。(プロの仕事でこういう事態になったんだけど・・・)
お察しのとおり、玉押しのほうもボールの接触点はかなり外側になっています。でもまあ自分の自転車ですからね。自己責任って事でv-290
ダメならまた悩む訳ですが、それもまた楽しですv-290

自転車のベアリングではワンとか玉押しって言うようですよ。ワンって結局「お椀」の事ですよね。
ワタシも本職ではインナーレース、アウターレースって言い方ですね(テーパーローラの場合)。

今回行き詰まった時に、サイズが合いそうなシールドベアリングでも入れてしまおうかと思いましたが丁度良いのがなく、断念しました。(実際、競技などでは使われるらしいのですが、ラジアルB/Gではバンクさせた時の力が受けられないようなので、やはり耐久性とかメンテが難しいみたいです)
2008-06-24 火 01:20:16 | URL | keeju [編集]
既に解決済ですが
一応、「アンギュラベアリング」というモノもあります。
こちらは師匠のチャリのように、単純なラジアル加重だけではなく、
ちょっとしたスラスト加重も受けられるもので、
うちらの業種では一般的な部品です。

ただしこいつを使うためには、予圧をかけてあげる必要があるので、
シャフト類やベアリング押さえといった部品に加工が必要となってしまい、今回の修理の趣旨「現状の基本構造をなるべくそのまま使って安く直す」に、合わなくなってしまいますね。
2008-06-24 火 12:40:36 | URL | ひな親父 [編集]
さすがエンジニア
さすが師匠、詳しいですね。v-290

アンギュラボールのタイプは、クルマだとFFのフロントハブなんかに使われてますね。
ドライブシャフトの締め付けでプレロードをかけていますが、よく整備途中なんかで、ドライブシャフトを外した状態でうっかり車両を押して移動したりすると、インナレースが遊んでしまいベアリングがイカレてしまうなんてことがありました。

チャリ用の物があればヘビーデューティ&メンテナンスフリーで結構重宝しそうですね。
2008-06-25 水 00:20:23 | URL | keeju [編集]
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